シミの治療について
シミの治療の項目を加筆しましたので、写真を添えてブログにも追加しておきます。
ご一読いただければ幸いです。
シミと一言で言っても実はいろいろな種類があります。
ニキビの後などの炎症後色素沈着、脂漏性角化症 (写真1)、老人性色素斑(写真2 白矢印)、肝斑(写真2 黄色線内)やADM(後天性真皮メラノサイトーシス)(写真3)などはよくシミとしてまとめて扱われがちです。
これらが混在する場合もあり、診断に難渋するときもあります。
とにかくレーザーを打てば改善するという治療(経営)方針である場合もあるようです。
確かに改善はする場合が多いとは思いますが、肝斑では悪化したり、ADMでは全く効果がなかったりすることがあります。
当院ではまず診断をしっかりつけたうえで治療計画を立てるように心がけています。
なるべく保険診療での対応を優先しますが、もちろん自費診療が適切な場合もあります。
他院へのご紹介も含め、それぞれ最適な対応をとれるように治療を行っています。
ご通院いただける限り、最後まで責任をもって拝見するようにしていきたいと思っています。
写真1 写真2 写真3
参考写真(いずれも頬部)