やけどの治療
お湯や炊飯器の水蒸気などで受傷してしまうケースが多いです。
原則としては、受傷時の温度や暴露時間、元々の皮膚の厚さなどで損傷範囲が決まり重症度が変わってきます。
受傷直後からの流水での冷却や、患部の物理的刺激からの保護などが重要です。
重症例では外観上の問題だけでなく、瘢痕拘縮とよばれる、ひきつれから関節が動かしにくいといった後遺症が出現し、治療に難渋することもあります。
初期治療は重要な予後決定因子(結果を左右する事項)ですので、早期に受診をお勧めいたします。
参考資料:日本形成外科学会HP
https://jsprs.or.jp/general/disease/kega_kizuato/yakedo/yakedo.html