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眼瞼下垂症について

[2024.10.18]

当院では、保険適応の方にのみ眼瞼下垂手術を行っています。

眼瞼挙筋筋膜の菲薄化とともに、開瞼(瞼を開ける動作)が制限され、不十分となる状態を指します。

(日本形成外科学会のイラスト入り眼瞼下垂症のリンク)

開瞼が制限されると、代わりに前頭筋という額の筋肉が過緊張して瞼を持ち上げるため、額に過度なしわが出たり、眼精疲労や頭痛、肩こりなどの症状をきたすこともあります。

美容外科で行う二重瞼手術と手技は基本的に同一ですが、腫れを抑えたい、挙筋筋膜の機能低下がほぼないことから、美容手術では最小限の範囲で手術処置を行うことが多いです。

当院では、基本的に開瞼機能の低下を認める眼瞼下垂症に対して手術(眼瞼挙筋をいい位置にしっかり縫い付けなおす)を行っていますので、手術後の腫脹は大きめです。目安は、1週間くらいで腫れが8割くらい消退し、1か月くらいでほぼ正常になり、2か月くらいで位置が落ち着くといった経過であることが多いです。
その代わり、開瞼に伴う疲労感をしっかり軽減できるものと考えています。

加齢やハードコンタクトレンズの使用、花粉症でこすったりなども症状を進行させる一因とされています。
生まれた時から瞼が開きにくい場合には、全身麻酔手術も可能な総合病院(眼科が併設されている)の形成外科受診が必要です。

局所麻酔下の日帰り手術で対応でき、症状はほぼ改善されます。お困りの方は、1か月以内に重要なイベント(ご家族の卒業式や結婚式など)のない時に手術をご検討いただくことをお勧めいたします。

 

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