当院で手術をお考えの方へ
ずいぶん更新を放置してしまいました。すみません。もう2月ですが、遅ればせながら本年も当院をよろしくお願いいたします。
今回は当院で行っている手術方法、予約方法についてお話ししたいと思います。
当院では局所麻酔手術、伝達麻酔手術による日帰り手術を行っています。
具体的には、局所麻酔では、できもの取り、けが、けがの痕、ひきつれ(瘢痕、瘢痕拘縮)、腱断裂、靱帯損傷、ばね指、手根管症候群、一部の骨折に対する手術などを行っています。
伝達麻酔は、手や指も骨折、屈筋腱損傷、一部の靱帯損傷、大きなガングリオンなどを対象にやや大きな手術に対して行っています。
中手骨骨折の例
伝達麻酔で鋼線固定を行いました。
当院で行う伝達麻酔は、主に腋窩神経ブロックといって脇の下から麻酔薬を注射して肘から先の痛みを取る麻酔です。
昔は指で探って神経に向かって針を刺していましたが、現在だと超音波検査機器(エコー)を使って神経の同定が可能であり、さらに安全に行うことができるようになりました。
全身麻酔と比べて伝達麻酔、局所麻酔の長所は、お話ししながら手術できること、部位によっては動きを確認しながら縫合の調整ができることです。その代わり、針が刺されている、引っ張られているのがわかる、音が聞こえるなど、苦手な方もいらっしゃる事が短所かもしれません。
入院日数や費用の面で低く抑えることができるのもよい点ですが、全身麻酔で眠っている間に終わらせてほしいなどといったご希望があるのも事実です。
誤解されがちなのは、全身麻酔、伝達麻酔、局所麻酔でいずれかだけが特別に危険という事実はないことです。それぞれ注意点はありますが、必要性、利点を考えた上でご希望に沿って選択しています。
長時間の手術や複雑なけがなど、当院で対応が困難な症例はご紹介させていただいていますが、必要な手術を早期に行える(早く手術して早くリハビリする)ことは、手術の出来(手術成績といいます)を左右する大事な因子です。
また、比較的病院滞在時間を短くできる(待ち時間も含め)こともメリットとしてあげられます。ご本人のご希望があれば対応可能な手術についてはなるべく当院で早めに対応するようにしています(無理矢理手術するということはありません)。
手根管症候群などの神経絞扼疾患やばね指や腱鞘炎などは日によって症状に違いが結構あります。
できもの取りなどは初診でも手術予約を入れていただいてかまいませんが、手根管症候群、ばね指、腱鞘炎手術など手の外科手術をご希望の方は必ず一度診察を受けていただいてから手術予約を入れるようにお願いいたします。
眼瞼下垂症の手術も、局所麻酔で行いますが一度診察させていただいてから手術の予約が良いと思います。
当院での手術についていくらかでもご理解いただけたら幸いです。
ご不明な点があれば電話でお問い合わせをいただいた上でご来院いただく事をお勧めいたします。
